2014-07-19

ガマの葉の上で ②ガマノハアブラムシの捕食者たち

 たくさんの種類の虫たちがガマノハアブラムシを餌にしています。 昨日に続くシリーズ2回目の今日は、1回目と同じ日に撮ったガマノハアブラムシの捕食者たちを並べてみました。



 上はヒメカゲロウ科の幼虫でしょう。 2枚目の写真では、牙で挟んでガマノハアブラムシを持ち上げています。


 上の白いものはコクロヒメテントウの幼虫だと思います。 テントウムシの仲間は種類も多く、その幼虫の形態も多様です。 コクロヒメテントウの幼虫は、蟻に追い出されないように、コナカイガラムシなどのカイガラムシに擬態しているのではないかと言われています。


 上の①と②もテントウムシの仲間の幼虫だと思いますが、種名は分かりません。 ①が脱皮して大きくなったのが②で、その時の脱皮殻が③でしょう。
 そして、④が明日の“主役”のヒラタアブの孵化後の卵殻で、⑤がその幼虫でしょう。 色の黒い部分は、食べたアブラムシの色が黒いからで、これらの幼虫では、食べたものの色が透けて見えるようです。


 上もハエ目(=双翅目)の幼虫ですが、こちらに載せたショクガタマバエの幼虫とは少し異なるようですし、何の幼虫なのでしょうか。 体の橙色は食べたものの色ではないのでしょうか。
 周辺には体液を吸われてペチャンコになったガマノハアブラムシがあちこちに見られます。


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