2014-10-28

オビガ



 オビガは日本固有種で、開張も4.5~5cm( mm ではなく cm ! )と、なかなか存在感のある蛾です。 撮った時は、触角が櫛歯状なのでオスだろうと思っていたのですが、調べてみると、オビガはメスの触角も櫛歯状のようです。

 成虫が大きいと幼虫も大きいわけで、長い毛があるので、よけいに大きく見えます。 食餌植物はハコネウツギ、ニシキウツギ、スイカズラなどスイカズラ科の植物ですが、下の写真の幼虫は、同じスイカズラ科でも、中国原産のシナツクバネウツギを基に作られた園芸植物であるハナツクバネウツギ食べていました。 刺激を与えると、体の前を持ち上げて、左右に激しく動かしていました。



 上の写真は、どうにか少し顔が写っています。

(成虫:10月10日 堺市南区豊田、幼虫:6月13日 堺市南区槇塚台)

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