2014-11-20

ホソヒラタアブ

 ホソヒラタアブはあまりにも普通種すぎて、これまでツワブキの添え物のような扱いをしたり(こちら)、産卵の様子を載せたり(こちら)はしましたが、きちんと撮った写真は載せてこなかったようです。


 ホソヒラタアブは、ハナアブ科ヒラタアブ亜科に分類されています。 腹部には太い黒帯と細い黒帯が組み合わさった横帯模様がありますが、この模様には個体差があります。 ここに載せた3枚の写真を比較しても、少しずつ違います。
 もうひとつ、上はオスで、下の2枚はメスです。 ハエやアブの仲間には、オスの方が複眼が大きく、オスでは左右の複眼が接していますが、メスの複眼は離れているというグループが、たくさん見られます。


 上はシオンに来ていたホソヒラタアブですが、花の陰にクモが隠れています。 ホソヒラタアブの危機! と、衝撃的な一瞬を期待してカメラを構えておくべきでしたが、クモの存在は、PCで写真を見て気づきました。 残念・・・


 上はヨシノアザミに向かうホソヒラタアブです。 シャッター速度は1/500秒で撮ったのですが、翅がブレています。 翅をとても速く動かしていることが分かります。 (写真は 1,600×1,200まで拡大できます。)

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