2016-09-17

ハリスギゴケ



 大阪市立自然史博物館で8月21日に行われた同定会で見せていただいたハリスギゴケ Polytrichum piliferum です。 葉は茎の上部に集まり、乾いた状態では上の写真のように茎に密着します。 葉の縁は内側に折れ畳まれていて、見えているのは背面の一部です。 中肋は長く飛び出し、透明な長い芒となっています。
 高地の日あたりの良い岩上や砂の上に生えるコケで、採集されたのは長野県大町市の高瀬ダム近く(標高1,300m付近)ということです。