2017-07-27

シジュウカラの若鳥が食べていたモモスズメ?成虫

 春に生まれた若鳥たちの動きが目立つ時期です。 木の枝に飛来したシジュウカラの若鳥が何かをつついていました。 最初は枝についている虫でもつついているのだろうと思いましたが、全く場所を移動せず、熱心につついているので、双眼鏡で確認したところ、大きな蛾を足で押さえつけてつついていました。 蛾は時々翅を激しく動かしています。
 写真を撮りたかったのですが、こちらが動けばきっと逃げられるだろうと、しばらく双眼鏡で見ていたのですが、蛾の翅が1枚捨てられたのを確認してカメラを向けようとしたところ、やはりその動きで蛾を咥えたまま飛び去ってしまいました。 下がその残された翅です。 モモスズメの後翅でしょうか。(下の写真のスケールの最小目盛は1mmです。)
 こんな大きな蛾も餌にするということと、昼間は動かない蛾でも若鳥が餌として認識できるということに少し驚きました。


(2017.7.27. 堺市南区高倉台)


2017-07-26

ミヤマスギバゴケ




 上はミヤマスギバゴケ Lepidozia subtransversa でしょう。 昨年の7月20日に北八ヶ岳で撮ったものです。 雨で濡れて特徴は分かりにくくなっていますが、茎は力強く斜めに立ち上がる傾向を見せています。


  茎の幅は葉を含めると、太い所では1mmほどあります。 同じ亜寒帯針葉樹林帯で見られたハイスギバゴケの葉を含めた茎の幅は、自然に生育している状態で 0.5mmほどです。


 上は背面から撮った葉です。



 上の2枚は腹面から腹葉にピントを合わせて撮った写真です。 腹葉は4裂していて、各裂片の基部の幅は6~7細胞(ハイスギバゴケでは2~4細胞)です。

2017-07-25

ホソバコケシノブ


 上はホソバコケシノブ Hymenophyllum polyanthos だと思います。 たくさんの包膜が目立っています。 北八ヶ岳の標高 2100mほどの所で 2017.6.14.に撮りました。
 ホソバコケシノブは分布も広く様々な環境に出現し、形態も多様です。


 包膜の中を狙って深度合成してみました。 たくさんの胞子嚢が見えます。

◎ もう少し若い胞子嚢をつけたホソバコケシノブをこちらに載せています。


私の撮った写真がテレビで使われる予定です

 7月27日(木)に、TBSの朝の報道番組「あさチャン」の「あさトク」コーナーで、コケの特集が放送されます。内容はコケの名所である奥入瀬と北八ヶ岳の取材レポートなどですが、ヒカリゴケの光るしくみの説明に私の撮ったヒカリゴケのレンズ状細胞の写真が1枚使われるようです。
 大きな緊急のニュースでも入らない限り、7時40分過ぎからの放送になるようですので、コケに関心のある方はご覧になってみてください。

2017-07-24

ハイスギバゴケ


 上の写真、いろんなコケが混じっていますが、丸い葉をつけて長く伸びているのは・・・


 上は腹面から撮ったものです。 1枚目で丸い葉と見えたのは乾燥気味で内曲していたからで、葉も腹葉も先が切れ込んでいます。 あちこちに鞭枝も見られます。 ハイスギバゴケ Lepidozia reptans のようです。
 ハイスギバゴケは北半球の冷温帯に分布するコケです。



 上は背面から撮った葉です。 葉はほぼ1/2まで3~4裂し、各裂片基部の幅は4~8細胞です。


 上は腹面から腹葉にピントを合わせて撮った写真です。 腹葉は1/3ほどまで4裂し、各裂片の基部の幅は2~4細胞です。



 上は鞭枝とその先端の拡大です。 仮根は鞭枝の先から出ています。

(2017.6.15. 北八ヶ岳)